こんにちは。U-koです
今日は、NHAの子育てはこんな感じ、をお送りします。

NHAを子育てに使うというのは、
「子どものためにやる」ように見えるのですが、
実は違うんですね~。

それなら、何のため?

とりあえず、読んでみてください

・・・・・・・・・
もう子どもが遊ばなくなったブロックのおもちゃを、ひとに譲ることにした。

ブロックをきれいにしてまとめた。
そうしたら、娘がこんなことを言い出した。
「私のところに、まだブロックがあるんだ。」

「組み合わせたブロックを離す道具が2つあるんだけどね、一つは使いやすいの。もう一つは使いづらいの。」

「使いやすい方をあげた方がいいかな。でも、私が使いやすい方がいいかな、とも思うし。使いにくい方をあげたら、かわいそうかなって思うし。両方あげたら、私もやっぱり欲しかったって思うかもしれないし。お母さんはどうしたらいいと思う?」

この話に対して、つい私がやりそうになった対応と、予想される娘の行動は、こんな感じです。

<Aパターン>
「え?そりゃ、使いやすい方をあげなよ。使いにくい方をあげたら、(相手に)悪いじゃない。」
→娘「そうだよねえ。じゃあ、そうするよ。」(あっさりと。でも、心の中は?渋々?)

<Bパターン>
「もしかして、ブロックあげたくないの?でもさ、いつまでもとっておくと、おもちゃ増えるばっかりでしょ。どうせ遊ばないんだから、全部あげちゃいなよ。」
→娘「分かったよ。もう、いいよ。」(ムッとしている)

<Cパターン>
「あげる相手の気持ちになったら、どう?もしあなたが使いにくい物をもらったら、どんな気持ち?いやだよね?相手の気持ちを考えようよ。」
→娘、しゅんとする。(心の中は?うらめしい?イライラ?)

A、B、Cのうち、どれかをやりそうになった私。
はっ、と気づいて、一生懸命リセットしました。


自分の中に、
相手のことを考えられる優しい子になってほしい
要らなくなったものは、さよならしてほしいのに。断捨離だよー。
みたいな、自分の価値観があって、反応していることに気づきました。
はい、リセット!

IMG_2464


そして、今はできるぞ!と思ったので、NHAパターンをやってみました。

「そうか、どうしたらいいか、迷ってるんだね。
今のあなたの顔を見ていて分かったんだけど、
ブロックをあげることにも、まだ迷いがあるんだね。
あげたくないなって気持ちがあるって、分かるよ。」

娘、何だかほっとしたように、うんうん、とうなずく。

「だから、自分の手元にあるブロックは、持っていたいんだね。
自分の正直な気持ちに気づいているね。
使いやすい方を自分が持っていたいっていう気もちがある。
でも、それじゃあ、相手に悪いっていう気もちもある。
両方の気持ちに気づけているね。
そんな○○ちゃんは、自分のことも相手のことも大切にできているね。
そして、自分の正直な気持ちを否定しないで、受けとめられているね。」

娘、ちょっとうれしそうに聞いていました。

そして、明るい顔で、
「うん、そうなんだよ。それで?どうする?」
って聞いてきました
「うん、どうしたい?どうするといいかな?」
って、私は返しました。

今の所、ここで終わっています。
こうした方がいいんじゃない?というアドバイスもしていません。
娘も、それ以上、追及してきません。

私の中には、
早く決断しなくちゃとか、
分からせなくちゃ、
という焦りや不安は不思議なくらいなくなりました。

その代わり、
きっと、娘が自分で答えを出すだろう。
その力がこの子にはあるんだから、信じて待とう。
という気もちが出てきました。

だから、今、待っている所です。

NHAは、どんな状況でも、その子の素晴らしさの部分に向けて拍手を送ります。
それは、不思議なことに、
自分にも拍手を送ることのできる、
自分の芯を太くすることになるようです。



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